福岡空港ターミナルから徒歩１５分程度
近くには東平尾公園（博多の森競技場など）があり整備された緑の多い町並みの中にあります。

開基、慶長８年（西暦１６０３年）より現在まで
その時代に生きた、お寺に関わる方々により護持されて現在に至るまで浄土真宗寺院として親鸞聖人の法灯をつないで参りました。

専宗寺の古文書の記録「当寺累縁起」には

慶長八（1603）年2月下旬　日向国臣　佐野内匠　当国に来り出家して此の地に止り
一宇建立し天台の法を学び　仏像を安置し　傍に多聞天の像を安す
（中略）
宗都に赴き本願寺准如上人に帰し奉り　浄土真宗の法味を獲得し　専ら念仏を崇信す
則ち上人より法名を善智と授り　依而十七（1612）年より　多聞山専宗寺を建立す。

とあります。

宮﨑より現在の青木の地に渡り一寺建立され、その9年後に浄土真宗へと改宗し今に至る事がわかります。

開基より伝わる多聞天像。

寺院建立当寺にご本尊とされた仏像と伝わっております。
その後浄土真宗に改宗し、ご本尊は阿弥陀如来（南無阿弥陀仏）と変わりましたが、御像は安置されてまいりました。
右脇の火焔の中は仏舎利と思われます。

【公共交通機関でお越しの場合】
●福岡市営地下鉄 福岡空港駅より徒歩約15分（1km）
●西鉄バス 青木バス停より徒歩4分（350ｍ）、青木1丁目バス停より徒歩4分（350ｍ）

【駐車場のご案内】
境内向かって右側にございます。